仕事を良くする3つの法則
Wed, 30 Sep 2009 13:33:20 GMT
こんばんは、KAYACディレクター、GA-TUN杉政です
先日、AKQAのイナモトレイさんの講演を聞く機会があり、
印象的だったのでエントリします
AKQAは巨大な予算をかけた超作り込み系
コンテンツも出来る、世界でトップクラスの
インタラクティブエージェンシー
http://halo.xbox.com/halo3/believe/shell.html
このサイトとか衝撃受けましたね。。
イナモトさんは日本人で、AKQAのクリエイティブのトップにいる方です。
#APMTサイトより
2007年に行われたインタラクティブ・クリエイティブ・ランキングで、世界のトップ5に選ばれる(トップ25内では唯一の日本人)。
受賞歴は、カンヌ国際サイバーライオン祭金賞、銀賞、銅賞、ロンドン国際広告祭グランプリ、金賞、銀賞、ニューヨーク・アートディレクターズクラブ金賞など、世界中で多数受賞。
審査歴も多々あり、ニューヨーク・アートディレクターズクラブやクリオ広告祭審査では2007年、2006年に日本人初、委員長を務める。
業界では広告界のイチローとも呼ばれてたりします。
「仕事を良くする3つの法則」というタイトルの講演でした。
聞いてみて感じたのは、これは「良いコンセプトをつくる3つの法則」だなと。
良いコンセプトがある仕事は、いつも楽しい。
■1.have a point of view
視点を意識する事。
例としてあげていたのは、人気ゲーム、haroのキャンペーン
・haro2 (サイトはクローズ)
逆の視点
ゲーマーを引き込むコンテンツを。
ストーリー上、地球に攻め込んでくる宇宙人の視点でサイトをつくった。
ユーザーが考えているのとはまったく逆の視点。
UI、テキストが全部宇宙語で書かれていて全く読めないサイト。
解読方法が用意されており、ユーザーが内容を読み解いていけます。
難易度はかなり高くされており、解読されるまで二ヶ月はかかるだろうと
ユーザー同士がfacebookなどソーシャルメディアで情報を交換するなど
協力しあって24時間で解かれてしまった。
・haro3
主人公の視点
http://halo.xbox.com/halo3/believe/shell.html
まさに戦士の視点!このサイトは必見です。
ファンが見たい物をつくってあげる事が大事。
これは私の感想ですが
ユーザーの視点になるのか、
キャラクターの視点になるのか、
接近するのか、俯瞰で見るのか
視点という軸でコンセプトを組み立てると
明快な物が作りやすいです。
制作時に陥ってしまいやすい罠は
あれも言いたい、これも言いたい、というクライアントの要望や、
制作のエゴで、要素を盛り込みすぎて、
何が言いたいのか分からない物になってしまうこと。
付け足しの説明をつみかさねても視点がぶれていくばかり。
視点を意識することで、明快なコンセプトが作りやすくなります。
■2.be who you are.
自分(広告であれば、ブランドや商品)自身を見つめる事。
突飛なものを考えても、結局クライアントには通らなかったり
伝わらないモノになってしまいがち。
商品そのものを熟慮した企画であれば
理論立てて説得がしやすい。
■3.SIMPLIFY , SIMPLIFY , SIMPLIFY
引き算で考える事。
・コーラのサッカー ワールドカップ キャンペーン バイラルムービー
http://www.youtube.com/watch?v=yrWIgVy8ChQ&search=rooney%20cola%20can
ルーニーに缶をけらせる。以上。非常にシンプル。
内容がわかりやすいか、友達に一言でいえるモノかどうか。
・エアマックス360ティザーサイト(すでにクローズ
クライアントから、靴の全体像は明かさず、商品発売時に初めてみせたい、
という要望があったそうです。
靴を見せずに、靴をどうやって広告すればいいのか、、
ソールのエアが360度透けて見える構造の靴、
靴自体を見ていたときに解決案が出てきたそうです。
エアの内部にカメラ視点を移動した映像でみせる事。
内部からの視点なので、靴の全体像はわかりません。
しかし、靴の最も大きな特徴である、360度つながっている
エア部分を強烈に訴求するビジュアルになります。
全体を見せない事が、商品を魅力的に見せている
両方を満たした解決策を見つけた所がすごいです。
下手にギミックにこだわったりせずに、
とにかく商品の事を考えた、
シンプルなアプローチが成功しています。
講演の最後におっしゃっていた言葉が印象的でした
ポール・アーデン
『どれだけ「凄い」かより、どれだけ「凄くなりたい」かが大切。』
凄いクリエイターになりたいと思っているか?
自分の中にビジョンはあるかどうかが大事だと思います。
世界の一流目指して精進です!

